中盤守備のトレーニング指導案

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今回テーマは中盤の守備のトレーニング作成について書いていきます。
まずは、下記の指導案をご覧ください。

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今回は最後のゲームを9対9と設定しました。


狙いとしては以下の5つの獲得を目指します。

1. スタートポジション(中間→牽制)、背後ケア 内側固めて外側経由 ジワジワ「限定」

まずは正しいポジションに立つこと。相手の位置状況をしっかりと観てポジションを取ること。そしていつでもボールを奪ってやるぞという雰囲気を作り出します。ジリジリと獲物を追い詰めるライオンのようなイメージです。

2.決断(1stDF決定)→連動(2nd、3rd)→6人がカタマリで動く「コミュニケーションと限定(一気に狩る)+バランス」

次に1stDFの決定。私はこれを「決断」と呼んでいます。この決断が緩ければなかなかボールを奪うことはできません。そして、もちろん1人でボールを奪うことができれば良いですが、グループで2人目、3人目も連動をしていかないと、簡単にボールを逃されてしいます。カタマリとなって動くことを獲得させます。

3.ボール状況に応じてポジションを変える、ボール状況を意図的に作り出す

これは相手の状況、ボールの持ち方、プレッシャーのかかり方によって常にポジションを変化させることになります。相手がフリーで良い状況なのに飛び込んでしまってはかわされてしまう可能性が高くなります。

逆に相手にプレッシャーがかかりヘッドダウンして次にボールが出てきそうなことがわかっているにも関わらずポジションを変えなければ、ボールを奪うチャンスを失ってしまいます。

そしてこの自分達がやりたいシチュエーションに持っていくために限定することやプレスをかけて相手をヘッドダウンさせるといった状況を意図的に作り出すことも大切です。

4.チャレンジ&カバー&スライド、プレスバック

守備の原則。これはしっかりと確認します。


5.整えるとき、限定するとき、奪いに行くとき(「とき」の共有)

この「とき」をチームで共有し、同じ絵を描きながら守備をしていくことを落とし込みます。


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