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【サッカー解説】攻撃より守備が楽しくなるポイント
守備の面白さは「止める」「奪う」だけではありません。相手の思考を読み、味方と同じリズムで動き、ゲームの流れをこちらに引き寄せる——その一連の過程に、知的な喜びと手応えが詰まっています。ここでは、現場で実感しやすい“楽しさの瞬間”を5つに絞り、... -
【新企画スタート】聞き流すだけでサッカーの本質が分かる!メソッドラボの挑戦
こんにちは、メソッドラボです。本日は、みなさんに新しい企画スタートのお知らせがあります。 それは――「聞き流すだけでサッカーの本質が理解できる」コンテンツです。 https://www.youtube.com/@MethodLabo YouTube動画 × メソッドラボのサイト 今回の企... -
【サッカー解説:指導哲学編】叱る前にできる5つの声かけ
こんにちは。私は公立高校で16年間、生徒指導主事として子どもたちに向き合い、現在はメンタル心理カウンセラーとして心のケアと教育の融合を探求しています。JFA公認A級ジェネラルライセンス保持者として日々指導に携わる中で、「人を育てる」うえで言葉... -
守備の基本「眼でプレスをかける」とは?
「眼でプレスをかける」とは、無闇に飛び込まず、視線と立ち位置、体の向きで相手の選択肢を先に削り、プレーの質と速度を落とさせる守備の考え方です。実際にボールへ寄せる前段で圧力を作るため、ファウルや空振りのリスクを抑えつつ、次の奪取行動へ... -
「ボックス占拠」と「2タッチの原則」とは
「ボックス占拠」とは、攻撃時にペナルティエリア(ボックス)内へ複数の選手を計画的に配置し、相手守備に数的優位を作る戦術です。単なる“人数をかける”ではなく、構造とタイミングを緻密に設計して機能させます。 具体的な特徴と狙い 1. 中央密集型フォ... -
【サッカー講義】各ポジションの理解と求められる力
ポジションごとに求められる力は、単なる特徴や技術の羅列ではなく、選手のポテンシャルやスキルを見極め、チームに必要な戦術を具現化するための判断材料です。指導者の役割は、これらの要素を基準に選手を観察し、その良さを最大限に引き出すことにあり... -
【サッカー講義】守備戦術「マンツーマン」と「ゾーン」を正しく使い分ける
守備を語るとき、まず押さえておきたいのが「誰を見るのか/どこを見るのか」という視点です。前者がマンツーマンディフェンス(マンマーク)、後者がゾーンディフェンスです。どちらが正解というものではなく、相手の特徴や自チームの選手構成、試合の流... -
【サッカー講義】カバーシャドーとレイオフ:その意味と実践方法
カバーシャドーとレイオフ 「カバーシャドー」は、現代サッカーの守備戦術の中でもとても重要なテクニックのひとつです。特にゾーンディフェンスや前線からのプレスにおいて、選手のポジショニングが鍵になります。 カバーシャドーとは? カバーシャ... -
【サッカー講義】「最小限の幅」とは何か:広がることがすべてではない
はじめに サッカーの指導現場では「ピッチの幅を最大限に使え」という原則がよくあったと思います。選手がサイドに広がることで相手守備陣を横に引き伸ばし、間のスペースを突くという、多くのチームが採用してきた攻撃の基本です。 一方で、「最小限の幅... -
【サッカー講義】魅惑のポジション「リベロ」──自由人の役割を現代サッカーで考える
はじめに 私がサッカーを始めた頃、憧れのポジションの一つが「リベロ」でした。日本語で「自由人」と訳されることもあるこの役割は、かつて世界中のチームで輝きを放ち、多くの子どもたちやファンを魅了しました。守備の最後尾に位置しながらも攻撃にも関...