はじめに
サッカーにおいて、「Off the Ball(ボールを持っていないとき)の動き」が重要なのは既に周知の事実でしょう。
選手が実際にボールを保持している時間は、平均すると90分の試合中わずか1分未満とも言われています。つまり、試合の大部分はボールを持っていない時間です。
この持っていない時間にどれだけ良い動きや正しい立ち位置(ポジショニング)、的確な判断をできるかが試合の勝負を決めると言っても過言ではありません。
- 「Off the Ballが大事なのは分かるけど、具体的に何を意識すれば良いのか?」
- 「選手にどう指導すれば改善できるのか?」
そんな疑問を抱える指導者の方に向けて、今回は「Off the Ballで意識したい5つのこと」をまとめました。特に攻撃時(オフェンス側)に焦点をあてていますが、守備時にも逆のことを考えれば通じる原則も多いので、ぜひチーム全体の動きづくりに役立てていただければ嬉しいです。
ディフェンダーの死角を常に意識する
DFの視界に入らない
攻撃側がボールを持っていない場面でも、ディフェンダーの死角を意識しておくこと。サッカーの守備の原則として、DFは「ボールとマークする相手を同時に視界に入れる」ようにポジションを取るのが基本です。
逆に言えば、DFにとって視界に収めづらい位置=死角に立ち続ければ、DFは「自分がマークしている選手」と「ボール」の両方を見にくくなる。そこで一瞬でも優位に立てれば、パスを受けるチャンスは高まります。
「視界外」にいるだけで相手はストレスを感じる
ディフェンダーとしては、ボールも自分(マークする相手)も見なければならず、さらに相手も見なければなりません。先ほどの原則を守ろうとすると常にポジションを微調整する必要があり、ストレスを感じます。そこに割り込むように「死角を突いて、パスを受ける」ことが重要です。こうした細かな駆け引きが相手にストレスを与えて、集中力を削り決定的な局面を生み出すことを狙いとしましょう。
ディフェンダーの間に位置する(ライン間に立つ)
迷い:「誰が行く?」と迷う瞬間を作る
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