「きれいごとでは人は動かない」
タイトルの下の文章を見た時に、私はこの本を買おうと決めました(笑)
今日は以下のタイトルの本を読んで学んだことを共有します。
最強リーダーの話す力~誰から見てもリーダーらしく見える「話し方」の秘密~ 矢野香(著)
・自分の話が伝わっているか自信がない
・チームにもっと一体感を出したい
・言葉で相手の心を動かしたい
と思っている方は、是非読み進めてもらいたいと思います。
リーダーシップにおいて、最も重要な能力の一つが話す力であることは広く認識されています。力強い言葉で人々の心を動かし、影響力を発揮することがリーダーには求められます。
歴史を見渡せば、
ウィンストン・チャーチル
スティーブ・ジョブズ、
マハトマ・ガンディー
のような偉大なリーダーたちは、その卓越した話術で世界を変える力を示してきました。
これはもちろん指導者も同様であると思っています。
小学生から大人まで、選手の年代がいくつであろうと我々の話し方はとても重要です。
自分の経験だけをペラペラしゃべるまとまりのない話は、正直選手たちは聞く耳を持ってくれないと思います。
意識してないと人間は話が長くなりがちです。
話を聞いてもらっている自分に、自身が優越感を感じてしまうのも1つの原因でしょう。(笑)
指導者・リーダーとしての話す力を高めるためには、自らがどのように見られたいか、どのように影響を与えたいかを明確に理解し、そのための技術や方法を磨く必要があります。
これには、内容の構築からプレゼンテーションのスキル、リスナーとの関わり方に至るまで、多方面にわたる努力が必要です。
ここはまさにトレーニングと一緒ですね。
試合で見たい選手たちの姿(プレー)からの逆算です。
ここからが本題です。
やはり話し手は共感を得る必要があります。
共感しないところに協力や結束力は生まれません。
そして何よりも影響力があること。
共感力が入り口で、影響力が出口です。
社会で求められる話す力には、
・共感を獲得する第一階層
・論理的かつ正しく伝える第二階層
・影響力を発揮する第三階層
が存在します。
指導者・リーダーにとって最も重要なのは、この第三階層に属する話し方であり、これを磨くことで、指導者・リーダーとしての自身のポテンシャルを最大限に引き出すことが可能となります。
影響力のある話し方をするためには
・注目を集める
・高揚感を高める
・信頼感を与える
・基準を示す
・器の大きさを見せる
という5つの要素が必要になってきます。
皆さんはいかがでしょうか?
自分に注目を集めるような導入はしていますか?
チームの高揚感を高めるような工夫はありますか?
俺たちは信じてもらっているという「信頼感」をしめせていますか?
抽象的な話ばかりでなく明確な基準は示せていますか?
最後に寛容な態度・器の大きさを見せられていますか?
上記の5つを理解し、これらを意識した伝え方を心がけることが重要です。
これにより、指導者は自らのビジョンを明確に伝え、選手をそのビジョンに向かって導くことができるようになります。
良き指導者・リーダーになるための一歩として、話す力を磨くことは非常に重要です。この力を高めることで、周囲への影響力を増し、信頼される指導者・リーダーとしての立場を確立できます。話す力は、単に情報を伝えるためだけでなく、人々の心を動かし、行動を促す力を持っています。この力を磨くことにより、皆さんも選手たちの記憶に残る指導者の一人となるかもしれません。
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