Method-Laboでは言語化か言葉の定義をとても大事にしています。
理由はサッカーという競技が技術・フィジカルはもちろんのこと、思考がとても重要であると考えているからです。
そして思考の手助けをしてくれるのが「言葉」であると考えているため、Method-Laboでは共通言語を作ったりできるだけ抽象的はものを具体化して理解できるようなものにしようと努めています。
今回はタイトルの通り【判断量が高い】を定義し、考えていいきたいと思います。
判断力が高い選手とはどんな選手だろうか?
みなさんはどのように考えますか?
そもそも皆さん、「サッカーにおける判断力」を定義できていないのではないかと私は思っています。
私が考える「サッカーにおける判断力」とは
「チームと自分の状況を【正しく理解】しており、【適切なプレーを選択】できる能力」
と定義付けてります。
適切なプレーを選択するには、「サッカーの目的・攻守の原理原則」を理解していなければなりません。
上記に関連した記事は、今回の最後にURLを記載させていただきましたので、是非ご購読ください。
判断と観ることについて
「チームの状況」と「自分の状況」の両方を理解することはとても重要です。
サッカーはチームスポーツです。
個人一人の判断が、チームを救う時もありますが大ピンチを招く時もあります。
それを踏まえると、自分のチームが勝っているのか、負けているのか、攻めるべきなのか、ゆっくりボールを保持するべきなのか、守るのか、奪いに行くのか・・・等の「自分以外の状況」も判断することはとても重要になります。
判断するためには、大前提として周りの状況を観ていなければなりません。
「見る」と書きましたが、「観る(観察する)」または「注視する」に近いと私は思っています。
ボーっと眺めるのではなく、情報収集のために観るといったイメージですね。
そして「観る」ためには「顔を上げてプレーする」ことが重要になります。
「顔を上げてプレーしろ!!」とコーチングしている監督(以前の私も含めて)を時折見かけますが、あくまで顔を上げることが目的ではなく、情報収集をして判断するための目的の一つとして、顔を上げるという手段をとっているにすぎません。
では具体的にどのようにして「判断力」を高めればいいのか。
以下のトレーニングを参照ください。
(*注意*トレーニングに入る前に、指導者と選手が攻守の原理原則を分かっていることが前提です。)
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