子どもはとても「気分屋」です。
これがしたい!!といったと思えば数時間後には飽きていたり、これはつまらないからやりたくない!!と言ったかと思えば、ものすごく夢中になったり・・・
そんな子どもたちのやる気を引き出すためにはポイントがあります。
子どものやる気を引き出すためには、監督・指導者としての対応や接し方が非常に重要です。
以下に、子どものやる気を引き出すための具体的なアプローチを紹介します。おそらくユース世代までは以下の手法が非常に効果的ではないかと思っています。
指導者だけでなく、親御さんに是非読んでいただきたい内容です。
教員の経験も踏まえてまとめさせていただきました。
子どもの自主性を尊重する
子どもが何かに挑戦したいと言ったら、できる限りその意志を尊重し、自ら挑戦させることが重要です。自分で決めたことに対しては、より高いやる気を示します。
ここで大事なのは大人である私たちがストッパーになってはいけないということです。
「うちの子供には無理かな・・・」
「この選手にとってはハードルが高いかな・・・」
と思っても、まずはトライさせてみましょう。
自主性が尊重できる環境づくり、それが私たち大人の仕事だと思っています。
やる気を下げる言動を避ける
子どものやりたいことを代わりにやってしまう
靴が自分で履きたいけど上手く履けずに、ずっと玄関でチャレンジしている・・・そんなシーンはお子さんを持つ方であればであったことがあるはずです。ここはひたすら忍耐強く待つ必要があります。(笑)
ここで大人が手伝ってしまっては、彼らの執念深い努力が水の泡になってします。
彼らがやろうとしていることに安易に首を突っ込んではいけません。
成果だけを評価し、プロセスを無視する
社会に出たらもちろん結果主義です。過程で褒められることはないでしょう。しかしながら子どもの時からそのような環境であると、チャレンジ精神真っ盛りの彼らにとってはかなり厳しい環境ですね・・・
結果ももちろん大事ですが、そのプロセス(なぜそのような結果になったのか?)をフィードバックして適切に評価する姿勢は必要だと考えています。
褒める時は、具体的な行動や頑張りにフォーカスしてみてください。
彼らの次への挑戦の姿勢が全く変わってくるはずです。
子どもを「頼る」ことでやる気を引き出す
子どもに物理的な手伝いを頼むことや、精神的な支えとして意見を求めることは、子どもが信頼されていると感じさせることができます。
皆さんも信頼されたり、頼られたりしたら嬉しくないですか?
私はとても嬉しいです。
自分が信頼されている・頼られていると思うと普段の倍のエネルギーとやる気が出てきます。
これは子供達も全く一緒です。
目の前の大人から信頼されていると気づくと、大きく成長します。
よくあるのが、
キャプテンなどを任されたら責任感がでてきて大きく成長した
というのは良く聞く話です。
皆さんも先ずは子ども達を頼ることから始めてみてはいかがでしょうか?
この続きは後編で。
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