最近良く耳にするパーソナルトレーニングについて「持論」を書かせていただきます。
あくまでも、私の主観が入っておりますので温かい目で見守ってください。
私も昨年11月から自分のチームの選手のパーソナルトレーニングをやっています。
以前までは、パーソナルトレーニングに「?」なところ多かったのですが、いざ自分が当事者「指導側」になると、いろいろと考えさせられるところもあるなと思っています。
パーソナルトレーニングのメリットとは何なのか?逆にデメリットは?
ドリブル塾やフィジカル的なパーソナルトレーニングに増える中で、サッカーという競技においてパーソナルトレーニングが果たす役割(メリット・デメリット)を記事の後半で書かせていただきました。
個人で足りない課題を見つけてそれを解決するトレーニングをする。いわゆる自主練習。私も高校生の頃毎日自分で課題を見つけ、ボールが見えなくなるまで、正確にいうと暗くなってからは街灯の下の明かりのある場所で自主練習をしていました。
それが良いか悪いかは賛否あると思いますが、とにかくボールを蹴っていました。
その時の自分を思い出しながら、どんなことがサポートできるか??
そんなことを考えながらパーソナルトレーニングを行なっています。
補習的な役割としては、チームのトレーニングにはない「個に特化」したことができるのが強みかなと思っています。
そういった意味では非常に良いと思っています。
ただし、自分のチームの選手であれば負荷をコントロールすることができますが個別指導でオーバートレーニング、負荷がかかりすぎてしまうと逆効果になってしまうこともあるのでそこには注意したいと思っています。
サッカーは、個々の選手が持つスキルや能力が集合して成り立つチームスポーツであり、その中で個々の選手のスキルを「どれだけ磨くことができるか」はとても重要だと考えています。
最近では、選手自身がチーム練習以外に、個別のパーソナルコーチ(ドリブル塾・フィジカル系等々・・・)の教室に通うことも一般的になってきているのではないかと私は思っています。
メリット
特化した指導・トレーニング
パーソナルトレーニングは、選手の強みや弱み、特性を的確に把握し、それに基づいて個別のトレーニングプログラムを提供します。これにより、選手は効果的にスキルを向上させることができます。
少数だからこその環境
大規模なグループでのトレーニングよりも、一対一のセッションで細かな技術や戦術に焦点を当てることができます。よって、選手が練習や指導により集中できるというメリットが考えられます。
カスタマイズ可能
パーソナルトレーニングでは柔軟な指導が可能です。選手のニーズ、能力や当日のコンディションに合わせてカスタマイズできます。
モチベーションの向上
選手が専属のコーチにサポートされることで、モチベーションは上がると思います。
やはり、個別指導で見守られているというのは個人のやる気を上昇させますね。
専属のコートと目標を共有し、それに向けて共に努力することで、大きな成長が期待できると考えます。
強いて言えばのデメリット
パーソナルトレーニングには、私自身も指導に携わっておりメリットが大きいと感じていますが、強いて言えば1つだけデメリットが考えられます
自チームの戦術との乖離(かいり)
パーソナルトレーニングはあくまでも個々のスキル向上に焦点を当てるため、本来所属しているチームとの戦術的なズレが生じてくる可能性は若干あるのかなとも思います。
若干です。
あくまでも足りない部分の補填的なトレーニングとして、パーソナルトレーニング・個別教室に行く可能性が高いとは思いますが、所属チームの考え方と大きくズレないように注意しておく価値はあるのかなとおも思っています。
パーソナルコーチングは効果的な手段である一方で、その導入には慎重な判断があってもいいかなと私は思っています。
チーム全体の視点を見据えつつ、個々の選手の成長に寄り添う形で取り入れることが、最良の結果を生むではないかと私は考えています。
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