私が考えるGK(最近はGPと呼ぶこともあるようですが、GKで統一します。)は11人の1人であり、攻撃の起点であり、守備の最終砦です。
よって、GKに求める要素はとても多いです。
日本代表であればサンレッチェ広島の大迫選手、世界的に見ればマンチェスターシティのエデルソン選手のように、ビルドアップ能力に長けており、なおかつシュートストップを含めた技術の高いGKがお手本です。
彼らのようなGKはゴールを守るだけでなく、ビルドアップから攻撃の起点かつ守備の要というチームにおいて不可欠な存在となっています。
ビルドアップへの参加
サッカーの進化に伴いGKはゲーム全体においてより積極的にボールに関わる役割を果たすようになりました。
ビルドアップの一翼を担い、攻撃の起点としてプレーすることが求められています。GKはフィールドプレーヤーと同様に、正確でタイミングの合ったパスを出すことで、チームの攻撃をスムーズに展開させる役割を果たしています。
この視点から見ると、GKは単なる守備の要ではなく、攻撃にも積極的に参加するプレーヤーと言えるでしょう。
背後のスペースのケア
GKはゴールを守るだけでなく、自陣の背後のスペースにも注意を払う必要があります。相手チームのスルーパスやロングボールに対応し、的確な位置に立つことで、相手の得点を阻止することが期待されています。
背後のスペースのケアは、GKがフィールドプレーヤ―全体に対して安定感を提供する重要な要素となっています。
攻撃の起点且つ守備の要
GKは攻撃の起点となるだけでなく、守備の最終ラインとしても重要な役割を果たしています。彼らの反応速度やポジショニングは、相手のシュートやクロスに対してチームを守る上で決定的な要素となります。
総括すると、現代のサッカーにおいてGKは単なるゴールキーパー以上の存在となっています。ビルドアップへの参加、背後のスペースのケア、攻撃の起点としての役割を果たすことで、彼らはチームにおいて不可欠なプレーヤーとなり、ゲームの進行に大きな影響を与えています。
私は上記3点を満たすようなGK選手育成に努めたいと常々思っています。
私も以前務めていた場所で3年間GKコーチとして毎日GKトレーニングを行ないました。
J F AのG Kレベル1のライセンスも取得し、毎日選手を指導することで高校からG Kを始めた子たちでも県内の大会で十分通用するG Kになることが分かりました。
さらには全員の選手にG K体験をすることが大事だと思い、自分のチームでは以下のようなメニューを組み全員がG Kを体験するように心がけていました。
皆さんも是非、こちらの指導案を参考にGKを体験し、その奥深さを知ってください。
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