変貌するサイドバックの役割
今回はSBに求められる役割について書いていきたいと思います。
かつて、サイドバック(SB)は守備の一翼を担うポジションとして認識されていました。しかし当時の動きは単純でありライン際を駆け上がり、シンプルなクロスを供給するのが主な仕事――それが伝統的なサイドバック像であったと思います。ところが、現代サッカーではその役割が大きく変わり、むしろ「攻守の鍵を握る存在」として注目を集めています。
試合の局面を一瞬で変えるビルドアップ・ロングフィード、ポジション同再度を支配する運動量とダッシュ力、ポジションをチェンジして中盤のビルドアップに参加、ゴールに直結するプレーを創造しながら自らゴールを奪うスキル。サイドバックは単なるディフェンダーではなく、もはや勝敗を大きく左右する存在へと進化を遂げています。
となると、現代サッカーにおけるサイドバックには具体的にどのような能力が求めれらるのか気になりませんか?今回はそこを紐解いていこうと思います。
求められる能力は大きく分けると全部で4つです。
守備能力
攻撃の起点になること
フィニッシャーとしての能力
攻守に関わり続ける運動量
以下で詳しく見ていきましょう。
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