今回は8人制のサッカーの主流のシステムである「2−3−2」の可変の仕方と、ズレを作ったビルドアップのボールの動かし方について書いて行きたいと思います。
ジュニア年代においてポジション変化によって相手とのずれを意図的に作り数的優位を活かしながら前進をする方法は良いのか?悪いのか?
マッチアップした中でも相手を外していく方法を獲得させた方が良いのか?これは議論に上がることがよくありますが、私は正直どちらが良いとか悪いとかではなくどちらも必要だと考えています。という前提を持ってご覧いただけましたら幸いです。
今回は2−3−2のシステム同士のミラーゲームから意図的にポジションを変えてシステムのずれを作り前進していく方法をいくつかお伝えします。
ではまず一つ目。
2C Bが右にスライドをします。そして左のS HがC Bの横に降りてきます。ボランチと右S Hはそれと同時に左側にスライドします。
このようなイメージです。
これにより相手の2F Wに対して3人でボールを運ぶことができるようになります。中盤も相手のギャップ(間)に立つことにより相手の迷いを生み出します。ここをうまく活用しての前進方法になります。
続いて2つ目。
ボランチが2C Bの間に降り、2C Bは少し広がり3バックを形成します。S Hは少し高い位置を取ります。そして2F Wの1人が中盤真ん中に降りてきます。3−3−1のような形に変化をします。
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