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新たな戦術「偽ボランチ」
最近は偽サイドバック、偽9番といった「偽」を使った戦術が色々なところで広がりを見せています。(一番最後に関連リンクを載せておきますので、是非ご覧ください。) そこで今回は新たな「偽」戦術である「偽ボランチ」について書いていきたいと思います... -
サッカー選手に求められる「速さとは?」:フィジカルは必要条件ではないが十分条件という話
*必要条件と十分条件について 必要条件とは、目的を達成するために欠かせない条件のことを指します。 一方、十分条件とは、その条件が満たされれば目的を達成できるという条件のこと。 はじめに フィジカルが全てではない。しかし要素として重要という話... -
【対戦相手が格上】敵チームのポゼッション率が圧倒的に高い状況下での戦術と心得
前回のワールドカップを思い出してください。 世間的にも日本が勝つことは不可能とされた対戦相手、スペイン・ドイツ。 今でも目の前にその歓喜の瞬間が映し出されます。 圧倒的にボールをキープされた状況、つまり相手のポゼッション率がかなり高い中でも... -
高い位置からの守備に対する攻撃:前線からのハイプレスにどのように対応するか
今回は高い位置からの守備(前線からの守備)に対する攻撃をテーマにしていきたいと思います。 近年「ゲーゲンプレス」をはじめとして高い位置からの守備を行ってくるチームが多くなりました。もちろん日本でもその傾向は変わりません。 特に高校サッカー... -
【見事な逆転勝利】マリノス戦後の町田・黒田監督から学ぶこと「頑張っているのはピッチに立っている選手たち」
以下2024年J1第18節後の黒田監督のインタビューです。 「前回、天皇杯で負傷した4名の選手たちの無念な気持ち、彼らが我々に託したこと、そういったことをきちっと背に受けて、彼らの怪我が絶対に無駄にならないように、彼らの士気を高めて入れさせた。... -
【好調福島ユナイテッド撃破】:カマタマーレ讃岐「上がった守備の強度」
先日J3リーグ第15節福島ユナイテッドvsカマタマーレ讃岐のゲームをT V観戦しました。当時連勝中と好調の福島ユナイテッドの攻撃陣を降格圏が迫っているカマタマーレ讃岐がどのように抑えるかが一つの注目ポイントとしてみていました。 まずは試合前の予想... -
J3で自動昇格圏内キープ!ゴン中山監督率いるアスルクラロ沼津徹底分析!
今回は現在J3で好調をキープしているアスルクラロ沼津の戦い方を徹底分析していきたいと思います。監督はゴン中山こと中山雅史監督で非常に私は開幕前から注目をしていたチームの一つです。緻密に配置されたポジショナルプレーと現役時代泥臭くハードワー... -
【Method-Labトレーニング集】勝敗を分ける局面「ゴール前の攻防」:4vs4+2GK
今回は私が週の半ばに必ず行うトレーニング「4vs4+2GK」を紹介したいと思います。 私はビルドアップやポゼッション、守備で言えば中盤の守備や、前線からの守備といったどちらかというと戦術や仕組みを落とし込むためのトレーニングを行うことや紹介が多い... -
【誰も批判されるべきではない】町田ゼルビアVS筑波大学:ジャイアントキリング後に思うこと
Xや各SNSメディアでの取り上げが非常に多いので今回敢えて記事にしました。個人的な見解ですのでご了承ください。 先日行われた天皇杯でジャイアントキリングが起こりました。サッカーのカップ戦の醍醐味だと思っています。私も率いているチームが格上(シ... -
【サッカー解説:システム分析編】「4-4-2」:多くのチームがこのフォーメーションを採用する理由を分析
今回はシステム分析編です。 4-4-2にフォーカスして記事を書き進めようと思います。 さっそくですが… ・そもそも「4-4-2」はなぜ広まったのか?・多くのチーム(特にジュニア・ジュニアユースユース世代)がこのシステムを多く採用する理由・「4-4-2」は万...