私は人と同じ戦術でサッカーをすることを好みません(笑)
以前にも記載させてもらった以下の記事を読めば、私が凝り固まった戦術に当てはめていくのを好んでないことが分かるかと思います(笑)
今回は私が考える「カメレオン型のフットボール」について書いていきたいと思います。
以前私が指揮をとっていたチームは試合のたびに「在籍している選手」や、その時試合に出場できる選手に合わせてシステムを変更していました。
そして、ゲーム中にも相手に応じてコロコロと配置を変えていました。ある程度私の想定の範囲内で行なっていましたので、選手たちにはそこまでの負荷は与えていないと思っていました。(こればかりは選手の肌感覚なのでなんとも言えませんが…。)
このサッカーは「プレーモデルを獲得させるチームづくり」をしていた時と比べると非常に柔軟なサッカーであったと感じています。
丁度、以下の引用文が非常に参考になると思いました。さらに詳しう知りたい方はURLでネット記事まで飛んで参照していただけたらと思います。
日本は現状W杯では守備ベースを基本としているが、年々選手のレベルが上がっており、攻撃ベースにシフトする時がくるかもしれない。代表の長友佑都は攻撃面での改善が必要だと声を挙げており、すでにその時が来たかもしれない。
その際、ドイツやスペインのスタイルを目指してはならない。なぜなら日本にも相手の堅守を真正面から打ち破れるストライカーがいないからだ。三笘薫のストライカー版が今後誕生するかもしれないが、低い可能性には賭けられない。
目指すべきは現状結果を残しているカメレオン型だろう。攻撃も守備もハイレベルに、その場に応じてどちらに重点を置くべきか、試合の中で判断する。フランスがそうで、トップレベルの堅守に、トップレベルの攻撃を持つ。
まさに“カメレオン戦術”だ。これまで3バックをベースに練習を重ね、5月30日のガーナ戦(0-2)も3-4-2-1のシステムでスタートした日本代表だが、4日の午後練習では西野ジャパン始動後、初めて主力組が4バックを採用した。
西野朗監督は選手に対し、ガーナ戦で3バックを採用した理由について「オプションとして持っておくことが大事。試合の中で臨機応変に戦うために3バックでやった」と説明したという。「4-5-1は慣れ親しんだ形だから違和感なくできるだろう」と、この日の練習ではバヒド・ハリルホジッチ前監督時代にも採用され、アルベルト・ザッケローニ元監督時代にはベースとなっていた4-2-3-1のフォーメーションを組んだ。
4-2-3-1の左サイドハーフで起用されたMF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)は3-4-2-1では左シャドーが定位置だったが、「これまで(3-4-2-1で)積み上げてきた中で4-5-1をやると、やりやすさを感じることもある。4-5-1に関して戸惑いはない」とスムーズに適応した。
トレーニングについてもコアなテクニカルな部分のトレーニングはそう変わりませんが、どのようなトレーニングを行ったとしてもこの「カメレオン型」は問題ありません。
なぜなら、相手に応じてまた在籍する選手に応じてどんどん変化していくため、どのようなトレーニングもある意味「カメレオン型」を身につけるためといえるからです。
こういったサッカーの考え方は非常に面白いと感じていました。
ただし、私がしっかりとイメージを持ち、対応策も持ち合わせており、状況の変化に対応できるようにしておかないとただの選手任せになってしまうため、常に頭をフル回転させていましたし、知識も増やしていました。
この時期のことは頭の中にあり「相手に応じた原理原則のサッカー」というものが自分の中の理想のサッカーとなっています。こんなことが体現できるチームづくりをしていきたいと思っています。
以下にカメレオン型の参考システムの載せておきます。
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