今回は「現代サッカーに求められる選手像」について書いていきたいと思います。
TwitterでもPOSTしましたが、U-14県トレセン〜U-16愛知県国体選抜で関わらせてもらった原康介選手がJ1札幌へ加入します。
彼は、サッカーに必要な能力も兼ね備えていますが、一言でいうと「いい奴」です。現代サッカーにおいては「上手いだけ」では選手は生き残っていけません。要するに単に技術やフィジカルの優れた選手を超え、さまざまな面で高いレベルを要求されます。
そんな私が考えると「求められる選手像」をまとめてみました。
ゲームに対する深い理解
現代のサッカー選手には、単にボールを扱う技術だけではなく、攻撃と守備の原則に対する深い理解が求められています。この理解に基づき、試合の流れを読み、状況に応じて適切な判断とプレーを展開することが不可欠です。このためには、パスやコントロールといった基本的なスキルの高い質が必要とされます。
私は、戦術・システムについてもジュニア世代から理解も深めてもいいと思っている立場です。上記に対する理解力が高ければ、選手のパフォーマンスはより高いレベルで発揮できると思っています。
On the PitchとOff the Pitchでのモデルとなる振る舞い
選手は技術や戦術だけでなく、リーダーシップやコミュニケーション能力、モチベーション管理など、ピッチ上(On the Pitch)での行動も重要視されます。
さらに、ピッチ外(Off the Pitch)では、言動、身だしなみ、自己管理(栄養、休養、怪我予防)、責任感、マナーなどが求められます。現代サッカーでは「サッカースキル」と「ソーシャルスキル」の両方が重要であり、特にソーシャルスキルの高い選手が成功しやすい傾向にあります。
このソーシャルスキルが低いと、サッカー選手としての寿命は短くなる可能性は十分にあり得ます。
【スキル】=「サッカースキル」×「ソーシャルスキル」
と、定義しても良いかもしれませんね。
狭い時間・スペースでの優れた判断力
現代サッカーの特徴の一つは、時間やスペースが限られている中でのプレーです。選手は常に周囲を意識し、相手の動きを見極め、一瞬の隙をつく優れた判断力が求められます。ハイプレスや強いプレッシャーの中でもスキルを発揮し、攻守において能動的にプレーできることが必須です。以下の記事も参考になるかと思いますので、是非ご覧ください。
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