サッカーの練習は「サッカーである必要がある」。
つまり「サッカーの要素」が必須です。(以下に私が考える戦術的ピリオダイゼーション理論の活用法・応用法を紹介させていただきます。)
それを踏まえて今回は、私がトレーニングで大切にしていることについてまとめさせていただきました。皆さんも指導者として日々大切にしている部分はおありだと思いますが、今回は私の「大切にしていること」を紹介させてください。
ボールコントロール
ボールコントロールはサッカー選手にとって基本中の基本です。
ボールを思い通りに動かし扱うことは、プレーにおいて臨機応変かつ確実なプレーを可能にします。そしてボールを自由に扱うことができば「観る」ということにもっと注力することができ「判断の質」が上がります。
私が以前書かせてもらった判断に関する記事も参照していただければと思います。
さらに現代サッカーにおいてはディフェンスであってもボールコントロールスキルがマストになってきています。特にビルドアップの重要性を考えると、私が考える理想のチームに関しては絶対条件です。その理由は以下の記事を確認してもらえると理解できると思います。
日進月歩でサッカースタイルは変化していますが、ボールコントロールの技術がしっかりしていれば、どんなスタイルのサッカーにも適応できると考えているため私はボールコントロールに重点を置いています。
パス&コントロール
パス&コントロールのトレーニングも欠かせません。ボールを正確に「止める」「蹴る」ことができれば例え相手にフィジカルで劣っていたとしてもゲームを支配することができます。TikTokにオリジナルメソッドのトレーニングメニューをアップしておりますが、その一例を以下に紹介させていただきます。
私が大切にしていることは単なる対面パスなどで終わるのでなく「判断」「観ること」「思考」をパス&コントロールのトレーニングに取り入れるように意識しています。
日々の積み重ねが、試合でのパスの精度やコントロールの質を向上させ、指導者が考える戦術を試合で発揮できるようになるのです。
1対1(駆け引き)
サッカーは1対1の駆け引きが重要な要素となっています。
1対1で勝つことができれば結果として数的優位な状況をつくることができます。それはオンザボールの時だけでなくオフザボールの時も同様です。この駆け引きを習慣にする・癖付けることが選手たちにとって重要だと私は考えています。
ロンド
最後はロンドです。これは欠かすことができません。テーマを落とし込むためのW-upやゲームにおける必要な要素を反復させるために行うことを私は目的としています。
以下の動画を是非ご覧ください。
様々なロンドを用意しておくことが重要であり、例えば3対1、4対1、4対2、5対2、5対3、2対1+2対1、2対2+2、3対3対3、6対2、7対3、7対4など、多様なパターンでの反復練習を行うことが理想的です。
これにより、試合状況に柔軟に対応できるプレーヤーが育成されています。
まとめ
私は練習においてこれらの要素を大切にすることで、日々のトレーニングがより効果的になるように努めています。今後も私のオリジナルメソッドを公開していく予定です。またTikTokでも簡単ではありますが動画を上げておりますので是非参考にしていただけたらと思います。
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