サッカーチームのメンバー選考において、選手のタイプ(特徴)を見極め、彼らの組み合わせを考えることは、チーム戦略の重要な側面です。
皆さんにも個々で、チームを作り上げる際の必要だと思う選手のタイプは存在すると思います。
この記事では、私が考えるメンバーの選考の基準は
・得点を取るためのフォワード(FW)
・主導権を握るためのミッドフィールダー(MF)
・失点を防ぐためのディフェンダー(DF)
となります。
それぞれのポジションにおける選手・タイプについて説明します。
フォワード(FW)選考:得点を取るためにどうするか
フォワードの選考では、得点機会を最大化するために異なるタイプの選手を組み合わせることが重要です。例えば、「起点となるFW」はポストプレイゆや競り合いで攻撃の起点を作るタイプです。ヴィッセル神戸の大迫選手はまさに起点となれる選手だと思っています。「スペースを作れるFW」はマークを外して裏へ抜け出すイメージです。小型でも相手を剥がしてチャンスを作り出すような選手ですね。
「高い」「速い」「上手い」「強い」という特徴を持つFWは、まさみフィジカルで圧倒していくタイプです。システムやスタイル(カウンターアタック、ポゼッションなど)、または対戦相手の特性に応じてFWを選ぶことが、得点機会を増やす鍵です。
ただし共通しているマインドの部分でいうと、絶対に得点を取る・自分がゲームを決めるというある意味少しエゴイスト的な要素は、どのFWの選手も持っていてほしいなと思っています。
ミッドフィールダー(MF)選考:主導権を得るために
ミッドフィールダー選考では、チームのバランスと攻守の連携を考慮して、様々なタイプの選手を選ぶことが重要です。「ゲームメイク」タイプはまさに主導権を握るために必須の選手です。「ボール奪取」能力のある選手は守備の安定に貢献します。直近でいうとリバプールでも絶大な信頼を得ている遠藤選手のようなイメージです。個人的には、ガットゥーゾが好きです(笑)
「高い」「速い」「上手い」「走れる」などの特性を持つ選手は、ゲームを作るというよりかは防御の堅固さ・献身的な走りと高さを生かしたディフェンスでチームに安心感をもたらせてくれます。ここでも、チームの戦術や対戦相手の分析に基づき、最適なMFの組み合わせを選定することが求められます。
ディフェンダー(DF)選考:失点を防ぐためにどうするか
ディフェンダー選考では、相手の攻撃を防ぎ、安定した守備を築くために、異なる能力を持つ選手を組み合わせることがカギとなります。「はじける」「配給できる」「止められる」「統制がとれる」などの特性を持つDFは、ピンチの際の対応力やチームの守備組織を強化します。
また、「高い」「速い」「強い」といった身体的特性も、守備戦略の多様化に寄与します。現代サッカーでは、かなりのスピードと高さを兼ね備えた選手たちがFWをする傾向にあります。世界的に言うと、ハーランドやルカクのイメージでしょうか?
このような屈強な選手に立ち向かうためには、DF陣にもフィジカルに突出した選手は必要であると私は考えています。
もちろん、選手選考においては戦術や相手の攻撃スタイルを踏まえた上で、最適なDFを選ぶことが重要です。
まとめ
このように選手のタイプを理解し、それらを適切に組み合わせることで、チームは様々な戦術を柔軟に展開し、対戦相手に対して有利な立場を築くことが可能になります。自分なりの分析と組み合わせを試みることで、より戦略チーム・試合運び可能かと思います。
皆さんも自分の選手選考基準を「言語化」してみてはいかがでしょうか?
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