前回の4-4-2の解説に続き、今回の記事では、[4-2-3-1]フォーメーションに焦点を当て、そのメリット、デメリット、要となるプレイヤーについてまとめていきたいと思います
以前、このシステムについての関連記事も書いています。
[4-2-3-1]のメリット
4-4-2の弱点となる
・ライン間の間延び
・バイタルエリアの守備の手薄さ
以上の2点を克服するために開発されたのがこのフォーメーションだと言って良いと私は思っています。とくにバイタルエリアを手厚くするためにダブルボランチを置く戦術は確かに4-4-2の弱点を克服するための一手だと感じています。
簡単にこのシステムを観てみると。4人のDFからなるDFラインと、中盤と最前線をサポートする2人ダブルボランチ、攻撃的な3人のOH、1人のストライカーで構成されるポジションになります。
4-4-2同様に攻守のバランスが取れており、特に中盤の厚みを増したことにより攻守ともに連携が円滑に行える点が特に優れています。
端的にメリットを並べるとしたら
・中盤の厚みが増したことによりバイタルエリアを攻略されにくくなった
・4バックを維持することでピッチをバランスよく守ることができる
・MFラインとDFラインが自然とコンパクトになる
と守備においては完璧なメリットが出ています。
ではこのシステムに欠点はないのか?といったところを解説していきます。
[4-2-3-1]のデメリット
デメリット又は要となるプレイヤー
・1トップが孤立しがち
・3人のOHがしっかりと攻撃に関われるか(パスを出して終わらない)
・SHの運動量
・ボランチのパス精度とディフェンス能力
・1トップが孤立しがち
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