ありがたいことに、私はこれまで数多くのプロになった選手に指導する機会を与えてもらいました。
もちろんA代表に選出された選手もいます。
そんな中で私はゴールゲッターと呼ばれるような選手たちに「ある共通点」を見つけました。
サッカーにおいての一つの目的且つ最も重要である「ゴールを奪う」ということに特化した(能力が突出した)選手たちが考えていること・持ち合わせている共通点について今回は記事を進めていきたいと思います。
チームの目的からの逆算
ゴールゲッターはエゴイストと呼ばれることもあるかとは思いますが、私の考えからすると「チームの目的から逆算したプレー」ができていると思っています。
チームの目的=ゴールなので「ゴールから逆算したプレー」です。
その逆算からの導かれた最短距離のプレーを選択している印象がる強いです。
それは時に全く動かないように見える時もありますし、豊富な運動量で献身的なランニングを見せる時もあります。
個々の目的からの逆算
これは「自分がシュートを打つというところからの逆算」です
やはりゴールゲッターだけあって、最後はあくまでも自分が決めるという姿勢が見られます。
自分が得点をきめるため
最もシュートが入る確率が高いエリアいに入る
そのために相手を剝がす
などの逆算も、上記のチーム目的からの逆算と同時に行っている印象です。
自分が結果を出せるエリア・役割・プレーの理解【絶対領域】
自分がゴール最も高い確率で奪うための
場所
位置(エリア)
ボールを置く位置、
シュートスピード
自分のことをよく理解しており、必ずゴールを決めることができるという「絶対領域」を持っている印象を受けました。イメージとしてはデルピエロゾーンです。
結果
どれだけ結果を出してきたか=反復によって獲得される経験もあります。
やはり成功体験(結果を出してきたという自信)はゴールゲッターの選手は持ち合わせています
習慣
必ずボールが転がってくるという信念を持って、必ず味方のシュートに対してこぼれ球を狙っている姿勢も必ずあります。ACミランのインザーギ選手がいつもボールが転がってくる位置にポジションを取っていた(立っていた)のは【どんな時・形でも必ずやる・ゴールを奪うという思考の習慣】がそような状況を生み出していると考えています。
信念
最後は少し精神的な部分にはなりますが、「狙い続けていれば必ずサッカーに神様は自分に微笑んでいくれる。」
と言わんばかりに、なんどもチャレンジ(果敢にゴールに迫る)します。
続けていれば必ずゴールが奪えると思っている信念が、プレーからもにじみ出ています。
まとめ
ゴールゲッターはエゴイストではあるが、チームに貢献するというのが私の見解です。
ただ敢えて選手名をあげるのですがマリオバロテッリはゴールゲッターではあるがただのワガママだという認識です。よって素晴らしい才能の持ち主ではあるが選手としては短命で終わってしまいました。
ゴールゲッター・エゴイストであってもやはり「チームの目的からの逆算」が重要であると思いますし、そうであるからこそ「あいつにパスすればやってくれる」という信頼感が生まれると私は考えています。
再度の確認ですが
・チームの目的からの逆算
・個々の目的からの逆算
・【絶対領域】の理解
・結果
・習慣
・信念
以上を持ち合わせています。
先天的な才能も大きく影響するとは思いますが、リストにしてみるとトレーニングによって得られる面も十分に多いなと感じました。皆さんもゴールゲッターを目指しましょう!!
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