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【サッカー講義】システムなんてただの立ち位置?:各システムの特性を知ろう[バック編]

現代サッカーにおけるフォーメーションの変遷

Jリーグが発足当時は“4-4-2”が基本的でしたが、欧州のクラブを中心に“4-2-3-1”“4-3-3”といったシステムが普及し始め、選手個々の特徴を活かす新たなシステムが日を追うごとに大頭してきました。高校サッカーでも4-4-2をベースに闘うチームは多い印象ですが、それも近年は多様化(4-3-3や3-5-2など)しています。





そもそもこれが多くみられるようになった原因の1つとしては「可変フォーメーション・システム」の存在があげられます。試合中に状況に合わせて

  • ビルドアップ時に“3バック”
  • 守備時に“4バック”または“5バック”

といった切り替えを行うチームが増えています。





こうした可変システムが広まる背景には、以下のような要素があります。

  • ビルドアップの方法:後方に3人(GKと2CBなど)を配置することで前線・中盤での数的優位をベースに前進を目指すチームが増えたこと。それに伴うGKの役割の増加
  • 攻撃時のサイド活用:SB・WBの積極的な攻撃参加により、攻撃時と守備に可変することが余儀なくされる。
  • 守備時の厚み:状況に応じて5枚のDFを最終ラインを配置し、失点を最小限に抑えるチームも増えてきた

この可変システムを踏まえると、「3バック」「4バック」「5バック」とひと口に言っても、実際は単純な分類が難しくなっているのが実情です。今回は【スタート・立ち位置】や【守備の並び】を中心に3バッ・4バック・5バックの特徴を整理していきます。










はじめに:データ見る

「2019-20シーズンから2023-24シーズンまでの過去5年間」を対象に、プレミアリーグ(PL)、セリエA、Jリーグ(J1)、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)本大会において、チームが主に採用したフォーメーションを「3バック」「4バック」「5バック」に大まかに分類し、それぞれの平均勝率(Win%)と1試合あたりの平均失点(GA)を比較した表です。




注意

  • 各リーグ内でもチームごとの戦術は試合ごとに変動し、単純に「◯バック採用=すべて同じ形」とは限りません。
  • 選手構成や可変システム等の要因により、実際の統計はもう少し複雑です。ご了承ください。





フォーメーション別・平均勝率&平均失点(2019-20~2023-24)

フォーメーションPL Win%PL GA (avg)Serie A Win%Serie A GA (avg)J1 Win%J1 GA (avg)UCL Win%UCL GA (avg)
3バック46.0%1.2844.0%1.3544.5%1.3047.0%1.20
4バック52.0%1.0549.5%1.1551.0%1.1053.0%0.98
5バック41.0%0.9540.0%1.0038.0%0.9045.0%0.85

表の見方


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