今回のテーマ「フィニッシュのトレーニング」に関してです。
このトレーニングをする時に考えていたことを書いていきたいと思います。
以前にJFA公認A級ジェネラルライセンスの東海トライアルを受けた際に考えたことになります。まずは以下の指導案をご覧ください。
今回のトライアル自体はTR2とゲームのみであったため、この指導案にはTR1とW-upは記載してありません。ご了承ください。
指導案はもちろんのこと、メモ程度に書いてあることが私の頭の中になってきます。
今回のテーマ「フィニッシュ」で重要になってくるのが「シュートへのプランニング」。
要はシュートを打つために何をするかということが「第一段階」になってきます。
よく起こるシーンとしては「自分のゴールに自分の中心・ヘソを向けてボールを受けに行く」こと。
これはシュートを打つことが目的ではなく、「ボールを受ける」ことが目的になってしまっています。
その後の動きで「シュートからの逆算」が見えれば特に、指摘することはありませんが、まずはシュートを打つためのポジションを取ることを意識します。
もちろんそこが変化してくると、シュートの質や、パスやコントロールの質(ボールの置き所やパスをどのスピードでどこに出すか?といったこと)を求めていくことになります。
ゴール前の強固な守備の中でのプレーが必要になってくるため、守備側に対しても働きかけをしていきます。強固な守備が出来上がると先ほど挙げた各種の質はもちろんのこと、コンビネーションという2人組で相手を崩しフィニッシュまで持っていくということも必要になってきます。
そこには互いの動きを見る、そして相手の変化を見るということがマストになってきます。1人目が強くアクションを起こすことが必要であり、この強いアクションによっての相手の変化を見る必要があります。
さらにはこのアクションに対してパスを出す選手の判断も重要です。3人目まで加味してくる必要が出てきます。
このようなことを考えながら、目の前の選手たちにどこまで要求をしていくか。そのようなことを考えながら、フィニッシュのトレーニングを行っています。
このように道筋を建てて指導案を作成し、トレーニングを実施していくことが私にとっては大好きな思考の時間です。
そして、ありがたいことにライセンスのトライアルや講習会を受講される方々が作成した指導案を見せていただき、コメントさせていただいたり、実際にトレーニングを見せていただき(リアルはもちろん映像を送っていただきオンラインで)フィードバックをさせていただくという機会も多くいただいてます。
もしご興味ありましたらコメントやSNSのDMでお問合せください。
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