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【Jリーグ:2025年シーズン】ヴィッセル神戸の独自分析と期待
はじめに ヴィッセル神戸といえば、2023年にクラブ史上初のJ1リーグ優勝を成し遂げたことで一気に脚光を浴び、続く2024年シーズンでもリーグ連覇と天皇杯優勝を飾り「二冠」を達成した、いまや日本屈指の強豪クラブへと成長を遂げた存在です。その原動力と... -
【サッカー解説】3バックのメリット・デメリット:連携をとるためのトレーニングも紹介
はじめに 多くのチームが採用してきたのはやはり「4バック」です。日本でも長い間、4人のDFを置く布陣が基本スタイルとして認識され、4-4-2や4-3-3など、4枚の最終ラインを基軸にした戦術が数多く見られました。しかし近年、海外のトップリーグや日本国内... -
【サッカー解説:プレーモデル紹介】システム「3-1-4-2」のビルドアップ例
システム「3-1-4-2」ビルドアップ 今回はJリーグで今シーズン好スタートを切っている柏レイソルや湘南ベルマーレが採用しているシステム「3−1−4―2」のビルドアップについてみていきたいと思います。今回は柏レイソルvs浦和レッズのゲームを参考に... -
【サッカー解説:システム編】5バックのメリット・デメリット
サッカーの戦術としてしばしば採用される「5バック(5DF)」は、一見するとゴール前に人数をかけて守るための消極的な手段に思われがちです。しかしながら、このフォーメーションには守備を安定させる明確なメリットがあるだけでなく、状況次第では攻撃面... -
【サッカー講義】システムなんてただの立ち位置?:各システムの特性を知ろう[バック編]
現代サッカーにおけるフォーメーションの変遷 Jリーグが発足当時は“4-4-2”が基本的でしたが、欧州のクラブを中心に“4-2-3-1”“4-3-3”といったシステムが普及し始め、選手個々の特徴を活かす新たなシステムが日を追うごとに大頭してきました。高校サッカーで... -
8人制サッカービルドアップ「システム2-3-2」
先日メソッドラボのマスタープランの宿題で小学生の8人制サッカーのゲーム分析を行いました。「2−3−2」同士のミラーゲームのような形の試合でした。一方のチームの課題として「ビルドアップ」が挙げられていました。そこで、2−3−2システムの一つの... -
【サッカー講義】GKのポジションを全員が体験しよう:経験で見えてくること
GKは“特別”だけど“特別じゃない”? ゴールキーパーは特殊なポジションだと語られがちです。確かに手が使えるという大きな特徴がありますし、ビルドアップや最後の砦としての役割はほかの選手とは異なります。しかし現代サッカーを見渡すと、GKは単にゴール... -
【サッカー講義】共通言語の作り方:言葉が独り歩きしないためのポイント
なぜ共通言語が必要なのか? サッカーは選手同士や指導者が適切な“言葉”を共有していないと、ピッチ上で生まれる連携ミスや勘違いが増え、チームとしてのパフォーマンスが大きく下がります。まったく同じシーンを目の当たりにしても、選手Aは「攻撃を仕掛... -
Jリーグ新基準のレフリング
先日、待ちに待ったJリーグが開幕しました。私は開幕節から約5試合ほど視聴しましたが、今シーズンはレフリングの基準が明確に変わった印象を受けます。特に、局面ごとに繰り広げられる選手同士のバトルが激しくなり、試合の見応えが一段と増していると感... -
【サッカー講義】ギャップを攻略せよ:なぜ「ギャップ」を狙うのか
オフザボールの【立ち位置】を意識するメリット “持っていない時間”が勝敗を左右する サッカーにおいて、ボール保持時間は1試合合計90分の中で見ても、1人の選手が実際にボールに触れている時間は数分程度にすぎないと言われています。つまり、ピッチ上の...