最近は偽サイドバック、偽9番といった「偽」を使った戦術が色々なところで広がりを見せています。(一番最後に関連リンクを載せておきますので、是非ご覧ください。)
そこで今回は新たな「偽」戦術である「偽ボランチ」について書いていきたいと思います。
ひょっとしたら「新しい」というのは「聞きなれない言葉」というだけで、実際には以前からも行われていたかもしれませんのでそこは、「そんなの知ってる!!」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはご了承ください。
「偽ボランチ」とは?
ではどのような戦術かというと以下の2点。
〇本来ボランチの位置にいるはずの選手が、攻撃時には違った位置にポジションを取り、可変システムの一端を担う動きをすること。
〇本来CBである選手が守備時にボランチの位置にポジションを取り守備的MF的な役割を果たすことを「偽ボランチ」
の以上になります。
ゲームの流れでというよりはチームの決め事として行われているといったイメージです。
以下に画像を添付しながら説明していきたいと思います。
攻撃時に立ち位置が変わる
ベースのシステムは4-2-3-1になります。ここで「偽ボランチ」の対象になってくる選手は6番、8番のダブルボランチとなります。攻撃時に以下のような変化を作ります。
4-2-3-1の両SHが高い位置を取ります。そしてダブルボランチが右にスライドします。1人がアンカー、そして1人がウイングバックとなります。そして左SBが一列前に出て、残り3枚のDFラインが左にスライドする。すると、
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