今シーズン大注目を浴びたチームは間違いなくF C町田ゼルビアです。そして、主力が引き抜かれた後、補強によって一気に主役に躍り出たサンフレッチェ広島。終わってみれば安定し戦いで連覇を達成したヴィッセル神戸も注目を浴びたチームです。
しかし、昨年劇的な形でプレーオフを勝ち上がり、久しぶりにJ1に戻ってきた東京ヴェルディは苦戦を強いられると思われていた中で6位フィニッシュ。大躍進といって良いシーズンでした。
私はA級ジェネラルライセンス取得の際にヴェルディの城福監督がインストラクターでした。資格取得の際に非常にお世話になった方で、ある意味自分の基準を作ってくれた方です。そんな城福さんが監督をしているということで、J2の時から東京ヴェルディには注目をしておりました。
ヴェルディのサッカーはロングボールを主体としてターゲットになるC F、木村選手や染野選手にボールを供給するところが一つのスタートとなります。11人の前にボールをおき、しっかりとしたミドルプレスやブロックを形成した守備がベースです。
「ボールの無くし方」をチームで統一して、やるべきタスクをそれぞれが遂行するというサッカーです。相手のプレスによってはG Kを含めてビルドアップを開始します。齋藤選手、森田選手のダブルボランチ、見木選手、山見選手の2シャドーのバランスも非常に良くそれぞれが自分の特徴をうまく出していたと思っています。6位フィニッシュはお見事と言えるでしょう。
Tiktokなどでミーティングの様子をよく見ましたが、普段は非常に穏やかな城福さんが熱い言葉を投げかけている様子などは指導者としても非常に勉強になることが多かったです。
来シーズンも東京ヴェルディには中奥していきたいと思います。
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