「どこに立てばいいか分からない」「受けても前を向けない」「守備で振り回される」。ボランチをやる選手から、よく聞く悩みです。難しさの理由は三つあります。
- 前だけでなく、横や背中側の状況も見なければならない
- 味方の動きによって、自分の仕事が変わる
- 攻撃を助けながら、ボールを失ったときにも備えなければならない
我々はボランチを「ヒンジ」、つまりドアの蝶番にたとえています。攻撃に向けてチームを「開き」、守備に向けてチームを「閉じる」回転の軸です。今回は、受ける場所と、味方が動いた後に守る場所を、続けて判断するという視点で、具体的なプレーを整理します。
ビルドアップで、下りるか、中央に残るか
- 下りる
センターバックが相手の前線から圧力を受けているとき。例えば相手の2トップに2人のCBが追われているなら、ボランチが下りて後ろを3人にし、パスコースを増やす - 残る
センターバックやGKだけで前進できるとき。後ろは足りているので、中盤で次の受け手になる
下りたときに見てほしいのが、相手の反応です。自分が下りて相手の中盤がついてくれば、
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