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CFの選手に対する自主練メニュー【WINNER’S:けーすけ選手のパーソナルTR】

2024 5/07
理論/TRメニュー トレーニングメニュー
2024年5月6日2024年5月7日



今回は私が昨年からはじめているCF選手へのパーソナルトレーニングについて紹介させていただきます。


どのようなことを行なっているのか書いていきたいと思います。


対象の選手はYouTuberであり、ウィナーズというチームに所属している深谷圭佑(けーすけ)という選手です。J1のサガン鳥栖にも在籍をしていた選手です。



けーすけ選手のYouTubeで私が紹介されていますので是非ご覧ください。合成ではありません(笑)
そして彼の応援を宜しくお願い致します!!

私も写ってます(笑)


元々のポジションはGK。そして、現在SC豊橋アゼリアという愛知県の東三河地区リーグに参加している社会人チームではCFとGKという二刀流にチャレンジをしており、そのチャレンジに共感してパーソナルトレーニングをスタートしました。

ちなみにですが、私はこのSC豊橋アゼリアというチームでヘッドコーチをさせていただいています。


CF選手への自主練習メニューといったイメージで見ていただけたらと思います。

実際に実施したトレーニングメニューを以下から紹介していきます。

この日のメンバーは3人でした。(パーソナルといいながらも数人の選手と行うこともありますのでご理解ください。)時間は1時間。



目次

1つ目のメニュー:パス&コントロール

4つのメニューを行いました。まず最初はパス&コントロール(三角形パス)。けーすけ選手は元JリーガーということもありGKですが非常に足元の技術も高いです。しかし、あくまでGKとしての足元の技術でありフィールドプレーヤーとして必要な足元の技術が少し変わるということ。これはパーソナルトレーニングをしていて、非常に痛感していることです。

体の使い方が全くといっていいほど変わります。そこの反復をしていくために「止める、蹴る」という動作をフィールド仕様に変えている最中です。私自身これをもう少し言語化していけるようにしていきたいと思います。


2つ目のメニュー:ライン突破

2つ目のメニューはロングボールから2vs1のライン突破になります。ターゲットマンになるイメージです。ロングボールをしっかりと収め、味方と一緒に相手CBを越えて行くというプレーの反復です。相手と駆け引きをすること、自分のプレーエリアを確保すること、この部分を徹底して反復していきます。そして、あくまでボールを収めるだけではなく、味方と一緒にDFを突破するということもイメージをさせていきます。


3つ目のメニュー:クロスからのシュート

そして3つ目はクロスからのシュート。1タッチでゴールをするという感覚を研ぎ澄ませていく、そしてどのようなタイミングで、角度で、スピードでというものはやはり経験が必要です。その感覚を身につけてもらっています。

実際に先日の試合ではクロスからヘディングでゴールを奪っています。「利き足は頭です」とどこかで聞いたことのあるような言葉ですが今のけーすけ選手にはピッタリの言葉です。このクロスへのTRを反復させていこうと思ったきっかけはトレーニングマッチで、味方シュートのこぼれ球に対してダイビングヘッドでゴールに押し込むというシーンがあったからです。

こぼれ球でしたので相手GKもボールめがけて飛び込んできている状況。その中で頭からボールに飛び込めるという選手はなかなかいません。この瞬間「CFでも何とかなるのではないか」と感じました。体を張る、飛び込むといったプレーはやはりプロを経験している彼だからこそ躊躇なくできる才能だと思っています。それをより進化させて行くためにさまざまなクロスに対しての感覚を身につけていっている状態です。


4つ目のメニュー:コントロール&シュート

そして最後はスピードに乗った状態からコントロールをしてシュートを打つというシンプルなTR。けーすけ選手はおそらく私が今まで見てきた選手の中で最も遠くへボールを蹴ることができる選手です。これは見事としか言いようがないですし、GKのキックとしては素晴らしい技術です。

しかし、シュートになると違います。これも単純なキックはシュートとは違う。という発見です。いやいやそれはそうでしょと思われる方もいるとは思いますが、本当に違います。そしてスピードに乗ってボールを蹴るという経験もほぼありません。これは反復が必要です。それと、ここの位置にボールを置いて、このスピードで蹴ったら100パーセントゴールを奪えるという自分の中のゾーンを見つけてほしいと思ってこのシュートT Rは毎回行なっています。

けーすけ選手には失礼ですが、今はラグビーのキックみたいにゴールのはるか上にボールが飛んでいくキックの質です。これを抑えることが自分の体が覚えてくると相当な質のシュートになると確信しています。ただし、時間がかかることですのできっかけを作ることができるように私もチャレンジしていきたいと思っています。

以上、4つのメニューを自主練習として、パーソナルトレーニングとして行いました。

このようなチャレンジの報告もまた共有していきたいと思っていますので、お楽しみにしていただくと共に、けーすけ選手を応援していただけると幸いです。

そして今月からはMFの選手のパーソナルTRもスタートします。そちらもまたお届けしていきますのでよろしくお願いいたします。


理論/TRメニュー トレーニングメニュー

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