今回はゼロトップ(偽9番)について書いていきたいと思います。
「そもそもゼロトップって何?」と思っている方は、これを機会に是非ともnoteを読み進めてください。この戦術の理解が深まると思います。
そもそもゼロトップとは?
ゼロトップ(または偽9番)は、現代サッカーにおいて戦術的に重要な役割を果たすポジションです。
伝統的なセンターフォワードが担うゴールを狙う役割とは異なり、ゼロトップはフィールド全体での多様な動きをするのが特徴です。この戦術は、相手ディフェンスを混乱させると同時に、攻撃の多様化が可能になります。
ゼロトップは古くから存在したようですが現代サッカーにおいて本格的に注目を浴びるようになったのは、2000年代に入ってからです。特に、FCバルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督がリオネル・メッシをゼロトップとして起用したことで、この戦術が広く知られるようになりました。
ゼロトップは、フォワードが中盤まで下がってくる戦術であり、「ゼロ」トップと呼ばれるものの、実際にはフォワードが存在します。この戦術では、通常の9番(センターフォワード)が中盤でプレーし、「偽9番」と呼ばれます。4-3-3や4-2-3-1のフォーメーションで採用され、センターフォワードは中盤でプレーしつつ、ゴール前に飛び込んで得点を狙います。
ただし、この役割を1人でこなすには特別な選手が必要であり、通常の9番とセンターフォワードの両方の役割を果たすことはかなり困難と考えられています。
図を用いて詳細を説明
繰り返しにはなりますが、ゼロトップについてはグアルディオラ監督が率いたバルセロナで生まれた戦術の一つになります。イメージは下記の図のような動きになります。
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