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「1万時間の法則」と「サッカースキル」:前編

皆さんは1万時間の法則という言葉をご存じでしょうか?


「1万時間の法則」とは、ある分野で達人レベルに達するには、約1万時間の練習が必要だとする理論です。この法則は多くの自己啓発本や研究で引用されていますが、最近の研究ではこの法則に対する疑問が持ち上がっているそうです。

端的に言うと、特定の分野やジャンルにおいては有効かもしれないが、1万時間費やしたからといって誰もが高いレベルに達するわけではないよねということです。

これは皆さんも納得ではないでしょうか?

しかし、単純に考えて1万時間という時間をトレーニングに費やしていれば「そこそこのレベル」にはなっているかもしれません。しかしながら、アスリートや何かを目指している人にとって「そこそこのレベル」でいいわけがありません。

今回はタイトルの通り1万時間の法則とサッカースキルに関して記事をまとめていきたいと思います。
(自論です)

私は前回の記事で
サッカーは認知(観る)→判断→実行の連続である
と伝えました。


その中でさらに付け加えたのが、
「認知し判断して実行する」では遅く、「認知して反応=プレーしている」
というのが正しい表現だと思っています。

つまり「認知→反応」というこの時間を短くすることができれば、サッカースキル(状況判断・プレイスピード)が上達するというのが私の仮説です。となると、必要なのは常に高ストレス(強度の高い練習)の中で判断によって、神経系を刺激し続ける必要がある・・・というさらに仮説が立ちます。


上記のようなサッカースキルが1番重要であり、サッカーを面白くしている要素だと思っています。

となると、単純に1万時間サッカーを練習しただけでは上手くならなそうなイメージができるのではないでしょうか?

サッカーのスキルが成長するための要因

サッカーのスキル上達には複数の要素が絡み合ってます。
・集中要因
・環境要因
・トレーニングの設定
・適切なフィードバック

集中要因

まずは個人の集中力です。どれだけ目の前のトレーニングに集中できたか。そして指導者としては、選手たちが集中できるような外発的動機づけ・環境構築と整備できたのかがとても重要だと私は考えています。その中で時間を費やすからこそ、スキルが上達するはずです

環境要因

やはり次に環境です。ここでいう環境は良いグラウンドで設備が整っている等の話ではありません。


トレーニングが成立するための環境。例えば、私が頻繁に記事でも書いているのですが、攻撃のトレーニングをしたければ守備側の強度が高くなければ「攻撃のトレーニング」の効果が半減してしまいます


激しいプレッシャー(環境)の中で、攻撃のトレーニングをするからこそ意味がある。そんなトレーニングの目的を達成するための環境づくりがとても重要だと私は考えています。

トレーニングの設定

これは適切な難易度が設定できているか?ということです。
次の2項目目でも述べますが、スキルの上達には「ちょっと難しいレベルのトレーニング設定」がとても重要です。


できそうだけどできない…でも頑張ればできるかも!!という中で反復練習を繰り返すからこそ効果的なトレーニングとなります。
つまり指導者がトレーニングの設定を間違っていたら本末転倒ということです。

この続きは明日の後編で。
次回をお楽しみください!!

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